消費者庁が注意喚起した「ユーチューブ編集、確実に稼げる」についての感想

勝木です。

今回は日本経済新聞のWEBサイトに掲載された
「『ユーチューブ編集、確実に稼げる』実はウソ」消費者庁が注意喚起』について、
取り上げて見たいと思います。

「ユーチューブ編集、確実に稼げる」実はウソ 消費者庁が注意喚起

動画投稿サイト「ユーチューブ」に編集した動画を投稿するだけで確実に稼げるなどと虚偽の表示をし、高額な商品を販売したとして、消費者庁は27日までに、消費者安全法に基づきITコンサルタント業者「イメージ」(東京都渋谷区)の事業者名を公表した。各地の消費生活センターに相談が寄せられているとして注意を呼びかけている。

消費者庁によると、イメージは交流サイト(SNS)上の広告や自社ホームページで「15分の作業で最低月収50万円」「知っている人は100%稼いでいます」などと記載。興味を持った人が電話で問い合わせると「高い収益を得るには有料コースに入る必要がある」と執拗に勧誘し、情報商材を購入させていた。

情報商材は動画編集ツール付きで10万~130万円。各地の消費生活センターには2017年6月から18年3月までに計99人から相談があり、うち55人が情報商材を購入。購入者は20~40代が多かったという。

同庁によると、同社の代表者は虚偽表示を認め「この事業で約4億円売り上げた。事業は今後やめる」と説明したという。同庁担当者は「ユーチューブの再生回数は個々の閲覧者の判断に依存するため、誰もが簡単に稼げる仕組みではない。甘い言葉にだまされないで」と話している。

引用元:日本経済新聞(https://www.nikkei.com/article/DGXMZO29916600X20C18A4CR0000/)

 

具体的な商品の名前が書かれていませんが、
「イメージ」っていう業者がこの企画を立ち上げて、
そのノウハウを情報商材としてガンガン売っていたようです。

「15分の作業で最低月収50万円」や「知っている人は100%稼いでいます」なんかの謳い文句は
ニュース記事の字面を読んだだけでも、怪しい匂いがプンプンしますよね?(笑)

 

「イメージ」が販売していたユーチューブで確実に稼げる方法

実際にどんな情報商材を販売していたのか?っていうのが
詳しく書かれていませんが、気になったので調べてみました。

で、調べてみた所、以下の情報が分かりました。

商品名 :「コピー&ペースト」in YouTube
販売業者:株式会社イメージ
代表者名:吉田夏樹
所在地 :東京都渋谷区幡ヶ谷三丁目39番12号渋谷ウェストビル1階
URL  :http://cptube.net/

 

ページは現在削除されているようなので、アクセスしてみても分かりませんでしたが、
ArchivesToday」っていう過去のウェブページを閲覧できるのサービスに
その記録が残っていました。


コピー&ペーストinユーチューブ
アーカイブされた 2017年9月27日 06:46:45 UTC

 

アクセスしてみると読んでみると分かるのですが、
よくある無料オプトイン(メールアドレス登録)からの高額塾オファーにつなげる流れで
売上を上げる手法
です。

  • 「毎月50万以上稼ぎ続ける」
  • 「赤ちゃんからおじいちゃんまで誰でも出来る」
  • 「コピー&ペーストするだけで即完了」

という胡散臭い言葉が並びます。

 

自らをユーチューブクリエイターと名乗るマツケン氏が、
ページで顔出しをしながら案内をしていて、
さらには実際におじいちゃんの顔を丸々だして、アピールしてます。

こういう情報ってやっぱり胡散臭いと思う人は多いと思うのですが、
顔出しや実践者(おじいちゃん)も全面に露出すれば、
信頼性を高めることが出来るため、そういった胡散臭さをごまかすかのように
アピールしているのがわかります。

 

ネット上で顔を出すっていうのは、特定されるリスクもありますし、
普通の感覚としては怖いことだと思うのですが、
逆にガンガン顔出しすれば、信頼を得ることはできます。

ネット上では顔を見えずにやり取りすることも可能ですが、
やはりやり取りする相手の顔を見えれば、グッと安心感が増すんですね。

そういった健全さをアピールして、なんとか胡散臭さをごまかしてる気がしました。

 

無料オファーの特徴

また、途中途中で「名前」と「メールアドレス」を入力する欄がありますが、
これが無料オファー(無料オプトイン)の特徴
です。

要は、「ここから先の詳しい情報はメール登録してくれた人にだけ公開しますね!」
っていうもので、メール登録してくれた方にだけに
情報を伝えるような仕組みになっています。

さらに、登録したメールアドレス宛に、色んな情報が送られてくるようになり
最終的には高額商品のオファーが送られてくるようになります。

 

実は大企業も似たことをやってる戦略

こういう仕組み自体は、大企業もやってる戦略
(無料サンプル等を渡して個人情報を集める仕組み)ですので、
この戦略が決して悪いことではありません。

2ステップモデルと呼ばれて、商品に興味のあるお客さんに、
まずは資料請求をしてもらったり、無料サンプルをプレゼントして、
商品に興味を持ってもらったり、購入を促す戦略です。

 

よくある情報商材で取り上げられる無料オファーの問題点

戦略自体は間違ってはいませんし、正しいと思います。

ただし、販売する商品や紹介の仕方に誇大表現などの度が過ぎるのが問題です。

消費者庁が指摘した虚偽記載であることを、販売業者も認めています。

ユーチューブ自体は収益化出来る仕組みがあるのは間違いない事実なのですが、
「コピペで毎月50万円」といった、いとも簡単にできるというような説明はダメですよね。

 

コピペで稼げる系企画が結局稼げなくなる理由

結局、簡単に誰でもできるのであれば、
その情報が公開された時点でどんどんモノマネされた
コピペユーチューバーが量産されて、稼げなくなるのは予想が出来ると思います。

私が稼ぐ上で大事に思っているのが、
「脳みそに汗をかいて、知恵を振り絞って稼げる仕組みを作る」ということです。

 

誰にでもできるのであれば、大して価値はありません。

時給が低い仕事というのは、誰にでも替えがきく仕事であり、
マニュアル等で教われば誰にでも可能だからですし、
時給が安くても応募か来るからです。

逆にプロの専門家しかできない仕事(弁護士や医師)等の、
免許が必要な仕事などは、誰にでもできるものではありませんし、
数がそもそも少なく、ニーズもある程度あるので、高い給料をもらえるのです。

 

インターネットでも、リアルでも価値を提供する側になってはじめて稼げる

私が常日頃思っているのが、
やっぱり相手に価値を与えないとお金は稼げないということです。

価値というと曖昧かもしれませんが、こういうことです。↓

  • 人の役に立つ(サポート系)
  • 役立つ情報を教える(書籍やセミナー等)
  • 困っている人を助ける(病気を治す・事故やトラブル解決)
  • 気持ち良いこと、楽しいこと(マッサージ、イベント等)
  • 便利なもの(車や電車、インターネットなど…)

 

キレイゴトのように聞こえるかもしれませんけど、
私達が日常的にお金を払っているものってこういうことじゃないでしょうか?

例えばライザップなんかは、
「自分で痩せることがデキない人を強力なトレーナーの
サポートをつけて、意地でも痩せさせる!」
っていうのがコンセプトで、
その見返りとして高額な料金を頂いています。

 

「価値を提供する側になって初めて、お金を受け取ることが出来る」
というビジネスの基本を忘れないでほしいのです。

自分から相手に何かを与えるっていうのは、
お金を稼ぎたいなら無視できないポイント
です。

 

今回の「おじいちゃんでもユーチューブコピペで月50万」とか、
こういったいかにも怪しい無料オファーが横行していますが、
甘すぎる言葉には要注意してください。

それでは